カルトナージュとトールペイント 金沢富山

カルトナージュとトールペイントとハンドクラフトの作品紹介とお知らせと日々のこといろいろ。掲載している画像やテキスト等の無断転載、およびオリジナル作品の模倣はお断りします。

明治の刺繍絵画展


テレビのニュースで紹介していたのでなんだろうと思い高岡市美術館へ行って来ました。

巨大なタペストリーっていうのでしょうか。
250センチ×180センチクラスがズラ〜と展示してあります。
すべて細かい日本刺繍でうめつくされていて。
明治時代 京都で着物や帯へ刺していた日本刺繍の職人たちが総動員され 外貨獲得のため作ったようです。
多分下絵は日本画家によるものでしょうから 鳥や動物の姿など見事です。
日本刺繍の様々な技法を使って平面を立体に見せたり とにかく素晴らしい。
残念ながら絹糸なので色彩は退色しているようです。

主にイセ文化基金と清水三年坂美術館が 海外から買い戻しているとか。
日本での里帰り公開は 高岡市美術館でのこの展示が初めてだそうです。

高岡でとんでもなく素晴らしい作品たちと出会って来ました。
高岡市美術館ありがとう。

4月7日までで会期が短いです。