カルトナージュとトールペイント 金沢富山

カルトナージュとトールペイントとハンドクラフトの作品紹介とお知らせと日々のこといろいろ。掲載している画像やテキスト等の無断転載、およびオリジナル作品の模倣はお断りします。

藤田嗣治展とユキ パリス展

23日24日と上京しました。

連休なので人でいっぱい。
一日目日本橋で2時半ぐらいに用事が終わり そのあと上野公園の東京都美術館で開催中の
藤田嗣治展」へ行ってきました。
ちょっと前偶然 NHK日曜美術館 という番組を見ていて上京する日に開催中なのでぜひ行ってこようと思っていた展覧会でした。
普段でしたらNHK日曜美術館なんて見たことがないのですがたまたま番組表で藤田嗣治の文字が目に入りました。
東京芸術大学卒業制作から晩年の作品まで120点ぐらい順番に並んでいました。
とてもいい素晴らしい展覧会だと思いました。
1920年ごろ描かれた絵のおしゃれなこと。

4時ぐらいだったので見に来ている人も一人で来ている人が多く 1枚1枚ゆっくりとみています。
5時になってもまだ半分しか見ていなく 閉館時間が5時半と案内があり 慌ててしまいました。
5時半になって係の人が何回も「閉館時刻になりました」と言っているのですが まだ大勢の人が残りをゆっくり見ています。
私も流れに沿ってゆっくりと最後まで見てきました。
6時になっていました。
明日も休日なのでてっきり8時ぐらいまでやっているのかと勝手に思っていました。
もっと早くきたらよかったです。

カルトナージュ愛好家でしたらご存知の フランスの伝統的なプリントの布トワルドジュイもいくつか画面の中に繊細な線で描かれていましたよ。
絵の横の説明には「ジュイ布」と書かれていました。
家族のために作った小箱にはトールペイントのような絵が描かれていました。
絵画だけではなく藤田嗣治が自分で作った木の小箱や陶芸作品 日記なども展示してありました。

東京での会期は10月8日までですがその後京都でもあるようです。
場所 京都国立近代美術館
日時 2018年10月19日〜12月16日


6時を過ぎるともう真っ暗で遠くにスカイツリーが見えました。


上野の次は銀座へ行ってきました。
銀座三越のショーウインドーはフェンディ 後ろのバラは細かいネットに一針ずつ刺しゅうしてあります。
これ作るの大変だったろうな と思ってパチリ。
最近また刺しゅうがはやってきているのかしら。

銀座松屋では 「ユキ パリス展」
この展覧会も2−3日前テレビを見ていたらちらっと出ていて 25日までなので行ってきました。
ユキパリスという人がヨーロッパで集めたアンティークの刺しゅうやレース 手工芸品の展覧会です。
9年前にも偶然やはり松屋で見ています。
今度のは美術展っぽくゆったりと展示してありました。
 
繊細な糸で作ったレースや刺しゅう 
美しいです。
昔の人の手仕事 すごいです。
昔のような細い糸の取れる麻はもう栽培していない ということを聞いたことがあります。

この展示はもう終わってしまったのですが 京都の銀閣寺の近くに普通の家を改造したユキパリスさんの美術館があり そこには刺しゅうやレースのアンティークが山ほど飾ってあります。
通年見ることができます。

2日目は六本木のビジャー香代子先生のアトリエで額装レッスンを受講
夜家に帰るとクタクタ・・・・