午後から高岡に用があり 山越えして砺波 から高岡へ行ってきました。
砺波チューリップ四季彩館では
ピーターラビットの世界展を見ました。
砺波チューリップ四季彩館の前はこの暑さにもめげず お花がとてもきれいに咲きそろっていました。
15℃に保った室内では美しくチューリップが咲いています。
砺波チューリップ四季彩館ではどの季節に行ってもチューリプが咲いているそうです。
オランダの木靴 私のスニーカーと比べてみてくいださい。長さ1メートルぐらい。
1906年 「日本農業雑誌」の中で紹介されたピーターラビットのおはなしが世界最初の外国語訳だったそうです。
ピーターラビットはいろんな製品とコラボしています。
これは高岡漆器。写真ではうまく見えませんが ピーターラビットが螺鈿で表現されています。青の色がきらきら光ってとてもきれいでした。
高岡の天野漆器店で取り扱っているようです。
10800円
ピーターラビットファンに結婚や出産のお祝いに送ったら喜ばれるかも。
化粧筆とのコラボ
チューリップ四季彩館と言ったらトルコ。
チューリップの原産地はトルコです。
トルコと言ったらタイル。
この写真以外でもたくさん写真を撮ってきました。
私は最近トールペイントでトルコのタイル風を描いています。
ここに飾られているのはトルコから贈られたものらしいですがとても美しいです。
売店はチューリップグッズでいっぱい。
次に行ったのは前から行きたかった砺波市立郷土資料館。
明治後期に建てられた旧中越銀行本店。外観はこんなのですが 内部の素晴らしさと言ったら。すごいですよ。
東京の明治の西洋建築はほとんど戦後アメリカ軍が使っていたので壁はペンキが塗られたらしいですが この建物は戦災にもあわず 建った時そのままだそうです。
この建物で有名なのは何といっても 金唐革紙(きんからかわかみ)
東京上野にある旧岩崎邸を見学して金唐革紙を知りました。
旧岩崎邸の壁紙に使ってあるのは現代の金唐革紙ですが 砺波市立郷土資料館のは明治時代のものです。
高い天井に貼ってあるのは明治時代の金唐革紙。
頭取室の廻り縁は 黒柿
実は私 あまりにも感動してしまって説明してくださった方としゃべっていたら写真あまりとっていませんでした。
もっと豪華な2階部分は第1土曜日だけ公開されているらしいので また行ってきます。
金唐革紙 西洋では模様をつけた なめした革(金唐革】で壁や天井を飾っていたそうです。江戸時代日本人は和紙で似たようなものを作り 明治6年のウィーン万博に出展するとこの金唐革紙大人気となり海外の宮殿や邸宅に使われ 相当外貨獲得に貢献したそうです。 主に輸出品だったそうですが一部国内の洋館や邸宅にも使われたそうです。今流にいえば革に似せたエンボスのある紙。
玄関の天井
コテ作品だそうです。
明治時代の漆喰で作る鏝(コテ)職人 こんなおしゃれなのを作っていたのですね。
迎賓館にもこんなのがあったようですが 鏝作品だったのでしょうかね。
明治時代 小杉町の左官 竹内源造 という人が卓越した技術で県内外に鏝絵を残した。と新聞にも載っていたような気がします。竜などの模様が紹介されていてあまり興味ありませんでしたが このようなアーカンサス模様なら素敵です。
次はやっと高岡へ。
ミューシャ展
とにかく数が多い。
一人でこんなにも描いてたのですね。
連作 四季 このフィギュア 持っているので カードも買ってきました。
長々とご覧いただきましてありがとうございました。