今日富山全日空ホテルの3階で行われた
「小西謙造氏とムッシュ浅沼の大人のクラシカルフレンチ」へ行ってきました。
小西謙造さんは 北陸のフランス料理店の草分けとして名高い方ですが 主人の高校の同級生で、20年ぐらい前家にIHを入れた時中央通りにあった北陸電力のIHを使った料理教室で何回か習ったことのある先生でした。
レストラン小西 富山市堤町通り(中教院前)
よくフランスへ行ってしまわれるので予約して確認した方がいいです。ランチは
ないです。
普段はほとんど外食をしない私ですが 小西さんのお料理を食べれるなら これは行ってこなくちゃ と申し込んでありました。
広い会場に丸いテーブルがたくさん並んでいてたくさんの人でした。
さすが富山の小西謙造さん ファンがいっぱいなのですね。
隣の席のお二人が息子さんが料理人の親子連れだというので いろいろわからないフランス語の言葉など教えてもらいました。
今日はお料理の写真 とってきました。
どうぞ目で味わってください。
キャビアの下にはたっぷりの白エビ
キャビアは何がおいしいのか いまいちわからないのですが しろえびはやっぱりおいしい。
ワインアドバイザーの浅野大輔さんがスクリーンでワインの紹介
私はアルコールはダメなのですが せっかくだから 一口ずつ味わってきました。
シャンパン スパークリングワイン 白ワイン 赤ワイン2種
白ワインまでは 少しだけですがおいしく飲めたのですが 赤ワインは飲めませんでした。
家にお安い料理用の白ワインがあるのですが 全く別物でした。
真ん中のはカニでその下のがカリフラワーのムースリーヌ
カリフラワーをスープで湯がいて滑らかにしてムースにしたらしいのですが これ絶品
いわれなければカリフラワーとはわかりません。おいしい。
レストラン小西 の厨房 ずいぶん昔から火はIHです。
トリュフの香りロワイヤルとドウーブルコンソメスープ
これも絶品 おいしい。食べたことないお味。
ロワイヤルって何ですか とお隣の人に質問。蒸し物らしいです。
スープの下に茶わん蒸しの硬さの何かがありました。
何かわからないけど おいしい。
トリュフって本当にいい香りです。
このコンソメスープを作るのも牛すね肉や卵を使って なかなか大変らしいです。
固形や顆粒のコンソメスープとは別物。
魚料理 オマール海老と帆立貝のパイ包み ソースカルディナール
今回のお料理全部おいしいと思ったのですが 中で一番おいしいと思ったのはこのカルディナールソースでした。
今回のお料理はすべて材料費がかかる 手間がかかる という理由ですたれてきた伝統的なフランス料理だそうです。
日曜劇場 グランメゾン東京 でもキムタク演ずるフランス帰りのシェフが「高級素材を使ったフレンチは今の日本でははやっていない」と言われていました。
このカルディナールソースも今ではあまり作られなくなったソースだそうです。
ですが最近また伝統的なフランス料理は復活してきている と小西謙造さん。
私は伝統的なのも現代のも フランス料理はあまり食べる機会はないのでわからないのですが 今日のは全部おいしかったです。口に入れると自然に「おいしい」と言葉に出てきました。
福光産あんぽ柿のシャーベット
柿は苦手の私ですが シャーベットなのにふんわりしておいしい。
富山県産牛フィレ肉グリル トリュフとフォアグラ入りソース と
柔らかくボルト酒でプレゼした国産牛ホホ肉
やっぱりソースがおいしい
プレゼって何 蒸し煮のような料理法らしいです。
ホホ肉は若い人に人気と聞いたことがありますが・・・
向こうの赤いのは ビーツで裏ごしにしてあるらしいです。なかなかおいしい。
真ん中の棒みたいのは かぼちゃ だったかな
向こうの丸いのは ポテトのエクラゼ と小西謙造さん
エクラゼって何 押しつぶす料理法
フランス料理には独特な料理法があるらしいです。
肝心なデザートの写真撮り忘れて食べてしまいました。
写真のはひらりとプリンの横についていたホワイトチョコレートで作られた花びら
食べてしまったのは「トンカ豆風味のブリュレ」
トンカ豆で作ったプリンかな
このデザートのみ全日空ホテルの若い人が作った現代風フレンチだそうです。
トンカ豆なんて聞いたことない豆ですがバニラのような桜餅のようなおいしい不思議な香りです。
食事の合間に友井健太郎さんのピアノ演奏 サクソフォンは西島サリさん
友井健太郎さんいつもと違い黒のスーツでばっちり決めて真剣なまなざし。
最後のコーヒーと一緒に出た小菓子 ビスケットでした。
あーあおいしかった。満足満足。たまにはこんな贅沢いいんじゃない?
お隣の方のおかげでいろいろ勉強にもなりました。
このような食事会今年で3回目で毎年趣向を変えてあるらしいです。
普段はサバ缶食べて来年も行きたいな。
富山市民プラザの前。もう12月なんですね。歩いて帰りました。