1泊で東京へ行って来ました。
1日目は用事で歩き回っていたらくたびれてしまい早々にホテルへ。
2日目美術館 博物館3つ回ってきました。
ついでにあちこちでお花見もしてきました。
満開でした。
これは国立新美術館のあたりで。
立派な大きな桜でした。
国立新美術館では「トルコ至宝展」を見てきました。
トルコの模様はチューリップがとても多いです。
有名なタイル タペストリー 偉い人の衣服 チューリップだらけです。
チューリップはトルコが原産 と砺波チューリップ四季彩館へ行ったとき聞いていたのですがトルコがチューリップを愛するのはそれだけではありませんでした。
チューリップのトルコ語を分解して並べると「神」という言葉になるそうです。
図録は重く写真が少なかったので買わないで絵ハガキとタイル模様のマスキングテープとハンカチを買ってきました。
トールペイント教室の生徒さんが以前大英博物館で見たトルコのタイル模様を描きたいとおっしゃっていたのですが実物はなかったです。
展示室の仕切り壁がプリントでタイル模様になっていました。
この模様が一番かわいかったです。が現物はありませんでした。
ハンカチです。
トールペイントでタイル風に描こうかと思って買ってきました。
衣類や布製品はどれもとてもきれいでした。
金糸とビーズ刺繡のベルト(?)がすごかったです。細かい。
パールが刺してあるのですが 小さいのは1ミリに満たない大きさでも真ん中に穴が開いているのでしょうね。
オスマン帝国 国が栄えている時はこういう工芸品も素晴らしいものを作っていたのですね。右のは革表紙のそんなに大きくない本ですが 模様が細かいエンボスになっています。
最後の展示室では明治時代のトルコと日本との交流の品が展示されていました。
2m角位のビロードに刺してあった金糸刺しゅうの素晴らしいこと。細かいので多くの人がのぞき込んでいました。私も。
肖像画のような絵画類は宗教上ほとんどないそうです。
これは六本木1丁目あたりの桜
六本木1丁目にある泉屋博古館(せんおくはくこかん と読むそうです)
「明治150年記念 華ひらく皇室文化 明治宮廷を彩る技と美」
かわいいボンボニエールがたくさんありました。
宮家に伝わる正餐用のヨーロッパの有名なメーカーに発注した食器や銀器も綺麗に並べられていました。
繊細な模様の七宝焼き
綴れ織りとその原画 (伊藤若冲や他の日本画家による)
これらは皇室の建物内部を飾るとともに明治時代の外貨獲得にも一役買っていたらしい。
私が一番興味を持ったのは女性皇族のドレスです。
ヨーロッパから生地を購入し日本でその上に刺しゅうやビーズ刺繡で装飾し仕立てたそうです。
スパンコールも使われていてとても美しかったです。
泉屋博古館の受付にこのポスターが貼られていたのでこのドレスの刺しゅうも見たいと思い 時間があったので共立女子大学博物館も行ってきました。
共立女子大学博物館「宮廷の服飾」
神保町は行ったことがないのですが ケータイで調べて地下鉄で行けました。
ポスターのこのドレス 素晴らしかったです。
緑色のビロード地に様々な菊の花や葉がびっしり刺しゅうしてあります。
昭憲皇太后着用の大礼服だそうです。
重かったでしょうね。
十二単衣もいくつかありました。
本物は色がなんともお上品。
大学の地下にある小さな博物館でした。
皇居お堀端の桜
お天気が良く時間もあったので神保町から皇居お堀に沿って歩いて東京駅へ行きました。
ランニングしている人と外国人の多いこと。
昨日今日と歩いた~。
丸の内側から東京駅へ入ったのは初めて。
桜と刺しゅう 綺麗なものたくさん見てきました。
この2日間トールペインとカルトナージュに生かせるヒントたくさん吸収してきました。