今日は富山市民プラザカルトナージュ教室の日でした。
レッスンが終わってから 市民プラザ2階で開催されている藤井千秋展を見に行ってきました。
昔の少女雑誌の挿し絵家として 中原淳一や内藤ルネは知っていたのですが 藤井千秋は 初めて聞いた名前でした。
素晴らしい展示でした。
挿し絵の原画が主で当時の少女雑誌の付録などもありました。
水彩絵の具と墨で描かれたらしいのですが 墨の線の繊細なこと。
さっと見るつもりだったのですが 1枚1枚見入ってしまいました。
戦後すぐの少女雑誌の挿し絵の原画がズラーッ と並んでいたのですが まあ おしゃれ きれい。
「少女の巴里祭」という「少女の友」1954年の口絵原画は バックにエッフェル塔や凱旋門 お城が斜めに描かれていて 今の乙女も好きそう。
ポスターの色合いは↑昭和を感じさせる雰囲気なのですが 展示はそんなことないです。
描かれているお洋服もかわいいのがいっぱい。
本当にこの絵が描かれて出版されたのが戦後直ぐなのかと思ってしまいました。
その頃の少女たちは相当レベルの高い雑誌を目にしていたようです。
余談ですが内藤ルネも藤井千秋も男性です。
輝き続ける少女の夢
「藤井千秋の世界」
会期 2018年5月26日〜7月8日
場所 富山市民プラザ 2階アートギャラリー